中学理科「力と圧力」の範囲で、よく質問を受けるのが「重さ」と「質量」の違いです。

日常生活では、「重さ」と「質量」の区別をあまり意識することはないかと思いますが、理科では両者の区別が大切です。

■重さ→物体にはたらく重力の大きさ

■質量→物体そのものの量

定期テスト対策としては、下記の違いをおさえるのが大切です。

 

単位

地球上と月面上

計る道具

重さ

N(ニュートン)

月面上では約6分の1

ばねばかり等

質量

kg, g

変わらない

上皿てんびん等


一点、確認しておきたいのは、「質量」を計る道具である「上皿てんびん」の理解です。
「なぜ、質量は月面上で上皿てんびんを使って計っても、地球上と変わらないか。」を頭の中でイメージできているでしょうか。

言葉のニュアンスなど誤解をおそれずに説明すると下記のようになるかと思います。

もし、月面上である物体を上皿てんびんで計るとすれば、「計る物体の重量」は約6分の1になるはずです。ただ、「分銅の重量」も約6分の1になります。

上皿てんびんで計測し、のせた分銅とつりあっていれば(たとえ実際の重量が地球上と変わっていたとしても)、ある物体の重量は、のせた分銅に表示されている(合計の)重量ということになります。